石見銀山と外国人2005年07月19日 07時49分33秒

城福寺が仁万の町でユースホステルを始めて40年になろうとしています。
島根県のこの地方はまさに何もない山陰の小さな町でここになぜ?ユースホステルが有るのかって疑問が沸くくらいの場所なんです?
当時の事を調べると石見銀山も田舎の名所に過ぎないんです。
琴ヶ浜だって鳴き砂の浜となっているけれど実際に音がするんだと言う説明は無いんです。
この城福寺で近郊の見所として大森や琴ヶ浜をアナウスしていたんですが観光客なんて全くいなかったんです。
私自身は多くのホステラーを大森に連れて行き銀山を案内けれど穴場ってこんな場所のことかなあ?って思っていました。
仁万の駅から川沿いの通りが昭和初期って感じの道で大森は江戸時代の町に見えましたからねえ。
たまに外国人が大森を訪ねてきてユースホステルに泊まると言うのが不思議だったんですが?
考えてみれば海外で旅行者の宿としてのYHは当然の宿だし、我々よりも正確に銀山の価値を知っていたんですねえ?
わざわざ海外から大森を見に来たんだって思っていたんです。?
彼らのコースって松江・出雲大社・石見銀山・広島って言うのが標準なんです。
最初は仁万に泊まるから大森に行くのかと思っていたんですが?
このコースは「石見銀山」を選択した結果、設定された道順みたいなんです。
受け入れる側は出雲から広島に向かう途中で寄ったと思っていたんですが?考えてみれば?出雲大社なら松江・出雲に泊まる方が効率が良いし広島宮島観光なら仁万に寄るよりも直接広島の方が効率も良いんです。
大森に行くのに萩や津和野を知らないのはそう言う事みたいなんです。
全てでは有りませんが「石見銀山」が主でその結果が大社や広島ってケースが有るんです。こう言う事を大田市とか世界遺産に集っている人達って知らないだろうなあ?
30年も前のヨーロッパから来る旅行者が出雲大社や厳島より大森(石見銀山)に興味があったなんて?

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