野蒜と言う場所2011年03月14日 09時48分15秒

2006年11月頃だったと思う?
牡蠣を食べようと言う事で松島へ出掛ける事にしたと記憶している。

早朝に家を出て東北自動車道で仙台に向かった。

松島はあまり感動した記憶はない?
瑞巌寺も想像した規模よりは小さいって?

この旅行で野蒜築港跡という場所を訪ねた。

全く何も無い?
案内板や標識と言う事ではなく家も無かった?

枯れ草の平原が続き堀を見つけた・・・
 それが運河だった? 運河には赤煉瓦の構造物も有ったかな?

それは荒涼とした景色だった。
この広い場所に小さな杭が刺さっていて「防衛施設庁」と書いてあった。
よく見ると定間隔で見渡す草原にその杭は続いていた。

ここは東北地方の殖産興業と華士族授産を図り日本最初の近代的洋式築港事業を行った場所だ。
運河と突堤が完成し運用を始めたが外港の完成前に台風により使用不能にいたり、放棄されたとなっている。

そうするとこの場所は以後、現在まで荒れ地のママだったのかなあ?

今回の地震の報道を聞いていたら”野蒜”と言う地名が出てきた。
今後、復旧されるであろう東北各地の都市を思うと・・・・・

放棄された野蒜築港跡の景色を思い出してしまった。

何も無い草原に続く道路・・電柱は立っていたなあ?
 それが余計に荒涼とした雰囲気を出していた。

交差点様の場所に立派な松があってその横に「紀功之碑」が有った!

地震で野蒜駅が被災している。
何も無かった場所は・・その痕跡さえも無くなってしまっただろうなあ。