鉄道のお仕事2012年11月30日 08時58分08秒

先日の一畑電鉄に対する苦言でご意見も頂き、それならと思い出すままに!

今夏の北海道、釧網本線での出来事。
用事も無いのに札弦まで出かけた。
ウンコ臭い風の吹く無人のホームで帰りの汽車を待っている。
遠くに気動車が見えて、この辺が北海道は長い!しばらく掛かり駅に着く。

ドアが開くとお婆さんが大荷物を降ろそうとしている。
手伝おうと思った時にあれ?駅員さん!
   誰もいなかったのに突然に横から現れた?

まだ降りる客が数人いるのに風のように運転席のドアからホームに。
 おばあさん大丈夫 と声を掛けて荷物を下ろしている。

彼の動きの早さに感心した。
ドアが開いた時にお婆さんの切符を受け取っていたハズが!
次の瞬間にはホームにいた? そして余りにさりげない行為に感心。
お礼を言うお婆さんに軽く声を掛けると次のお客にお詫びを言って集札。

この風景に釧網本線の存在理由と維持・存続しなければと言う事を乗務員も理解しているのだなあと感心した。

以前、網走で鉄道好きの集まりに斜里からお爺さんが参加?
特急オホーツクや駅の蕎麦屋の話しにその方が・・・
 あんたらは網走に事ばかり言っている釧網線が無くなるとワシらは買い物 も通院も出来なくなる。 お爺さんは真剣だった!

辺境の地方線の維持、僕ら遊びの汽車利用では語れぬ重さが有る。

地方線の生命線って結構な確率で通学利用が影響している。
細々と日に数人の利用者と廃止の声が掛かってから騒ぐ人達よりも!

一畑電鉄の事を書いたのは・・・
学生達が全員キチンと切符を持っていた事!見たところ誰も不正乗車はいなかった!
ワンマン運転と言うのはルール・・
 お客が信用出来ないなら乗車ドアの扱いをしなければ良い?
ワンマンという仕組みを事業者側が理解出来ていないんじゃしょうがない!

乳母車の件は安全の事象例にだって出てきそうだ!
アソコで乳母車がもし倒れたら・・・

鉄道事業者としてデハニの時代のホーム高に未だ手を加えないそういう会社だと言うことは隠せない事実だから!

まあ意識の低さは残念な会社だねえ!
一畑口で向きが変わるって当たり前なんだろうなあ?
「電車の進行方向が変わります。降車のお客様は進行方向前側へ運転手に乗車券をお渡しください、定期のお客様はよく見えるように下車ください」
って言えないのかなあ、あっそおか運転席から立つのが面倒なのか。