ロコクレーン2013年01月16日 07時52分45秒

元々この車輌は以前から僕が欲しくて騒いでいた製品化された時に、いい加減な図面を書いて渡した本人としては少し気が引ける部分もある?

悪い友人が中身の機械部分の正しい図面などを見つけてきて・・・
それで巻き上げ機などは意外や良く出来ている?

良く出来ているから動力を付けたら動くと勘違いするような出来だ!
ただし、これは動きそうだがそのままでは動きはしない。

さてコイツにワイヤーを張るコツなのだが!
張ると行っても動く訳では無いのだからどんな糸でも良いのだ。
ただしスケールで張ると細い!(見えないカモ)
そこでオーバーと解っているがソレラシク!
ソコのトコロが僕の模型工作の理屈で賛否の槍玉に上がる事が多い。

この時は適当な糸が見つからずに木綿糸を使用した。
バケットを巻き上げても当たらぬ位の位置と決め糸を仮止する。

ミソはクレーンアーム、ワイヤは最後を止めずに背面の窓から出す。
出来上がってからコノ糸を引くとアームが上がる。
格好の良い位置が決まったら、バケットの位置を調整し止める。

再び組み立てて背面の糸を引き位置を出す。(だから縛ってある)
これで形が決まったら、ボンドの水溶液を染みこませて固める。

固めねばバケットが糸の縒り方向に回ってしまう。
(コレも完成から数年、経年変化で縒りが出て少し回っている)
こうすれば意外や簡単に糸は張れる。
細くて縒りの無い糸が良いのだが、そう言う糸を僕は知らない。

そこで固めてしまったのが写真のモノだ。

但し、バケットもアームやプーリーも軽く動く様にしないとイケナイ!
僕の工作だからいい加減に見えるだろうが? 
実はコレ!固めていなければ背面の糸を引くとフルアクションで軽く動く。
あれえ? 久々にバラしたら・・・室内照明用の配線が有る?
裏返したら、なんと集電シューも付けてあった・・ 忘れていたなあ!

 
   悪い癖で・・・  適当に形が出来ると安心して工作が止まってしまう?