アメリカ製の鉄屑2013年02月20日 07時13分43秒

先日の恒例蟹ツアーの時に?
城崎温泉にデブ社長を連れて行く予定が余りの混雑に逃げ出した!

峠を越えて・・城崎で休憩出来なかったので。
餘部橋の観光センタに寄った。

コンクリ橋に代わりこの辺りにもお金を使ったようで・・・
折角ならもう少しキチンとすればと見て回る。
数年後には残した3本の橋脚上に見学スペースを作るらしい!
ソレまでの仮なのか、そんな感じで展示とお土産物が並ぶ。

何も見るモノは無いなあと出口へ行くと・・・
おやあ? 鉄の端材を売っている。

早速手に取り適当なモノを購入する。
滅多に土産など買わぬのでデブの社長が不思議がる。

そこで一席、説明となる。
目の前の海で行われた日本海海戦、そうして日露戦争終結後。
高橋是清の活躍によりアメリカよりせしめた戦費をロシヤからの賠償金で返済するはずが一銭も貰えなかった。
借りた戦費を返す為、金貸しの言うことを聞かねばイケナイ。

日露戦争って実はアメリカが大儲けしたワケデ!
金に困って借金した日本はアメリカに頭が上がらないんだなあ・・・

ソコで売りつけられたのが餘部鉄橋なんだ。
日本海の制海権を得た明治日本が海からの脅威が無くなった事を理由にこの鉄橋を作ったとか言う説明も多いが・・・・

売れ行きの良くないアメリカ製の工業製品を売りつけられた?
素材では無く製品で売りつけるって相当な利益だったろう!
それが本当のトコロだろうと思う。

と言うわけで。
1910年頃のアメリカン・ブリッジ・ペンコイド工場製?鉄屑!