御開帳Ⅲ2018年10月09日 08時38分06秒

山門まで行くと社務所に山伏が大勢いいた。
カメラを忘れて奥方に先に行けと取りに戻る。
門方向で法螺貝が鳴っている、カメラを持って行けば山伏はいない。
山門を潜り石段を下りていくと法螺貝を吹きながら歩くが見えた。
朝の参道に響く法螺貝が凄く上手でとても良い雰囲気だなぁ。
橋の所で奥方にが待っていた。
山伏の行列に付いていく感じで五重塔を目指す。
塔前にはCM撮影のクルーが待機していた。
山伏は半分がそのまま山頂を目指し残りはCM対応らしい。
10分ほど早く着いたので皆さんお掃除の最中。
CM隊もマナー良く待機しているし遠くに時々法螺貝が聞こえる。
おばさんが一人現れて時間前だがSet券を購入し3人で受付してくれた。
係のお姉さん達も呼ばれお祓いと祝詞を頂き五重塔に案内される。
仮設のスロープで一層目に入れば芯に大黒さんが祭られている。
説明によると芯柱は痛んだので大昔の回収で底部を切ったと言う。
明治まで祭られていた仏像の写真があった、恐るべし廃仏毀釈。
以前に薩摩を回った時はお寺が跡形無く消えていたが。
この地は神社として残した訳だ、知恵だなぁと思う。
その後は仮設階段で上階の窓から中を覗く。
太い芯柱は宙吊りになっていると言う説明、目の前にその柱が有る。
下を見れば一層目の天井の作りがよく解る、コレは中々の景色。
横になり上を見ろと言われ見上げればまさに塔建築!
各層の小窓に朝日が当たり内部は金色に光っているように見えた。
良い物を見る事が出来たなぁと係のおねえさんとしばし話す。
これから御山に登るのかと聞かれるが車に戻と答えた。
CM撮影が始まったようで法螺貝が響き雰囲気は最高の見学となる。
降りてきたら再びお姉さん達からせっかくだからと誘惑される。
階段はソンナでも無いとか、年寄りでもいけるとか騙そうとする。
石段にも天狗や瓢箪などが掘ってあるとかこの時間が気持ち良いとか。
余りに大勢で誘惑されて奥方が騙されて登る事になる。
丁度大量の観光客が着き始めて塔前は大混雑になる。
アレではまともに見る事は出来ないねぇ早めに来て良かった!
まさかと思ったが参道を戻らずに石段を登り始める。
かつての繁栄がしのばれ、新たに建てられた社も続く。
見上げるほどの石段の先に御茶屋が見える・・・
ヒイヒイ言いながら到着、抹茶と力餅を頂き上を目指す。
上から降りてきた若者が次を曲がれば鳥居が見えますと教えてくれる。
遙か上に鳥居が見えて山頂に到着、珍しく作法通り手水を頂く。



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