山の地震2021年09月24日 08時21分13秒

通信設備の工事をしていた会社員時代。
数ヶ月間だが長野県飯田をベースに周辺を担当した。
採算の取れぬ山奥に民間での設備投資は出来ぬ話と。
公社の間に山間の集落まで通信網を整備と言う内容。
電電公社末期にはソノ手の理由で仕事も忙しかった。
アノ時は作業者を山中に運び、何故か飯田局に戻った。
一瞬、立っていられぬほど揺れ局舎の警報が鳴った。
電話局の建物がアレだけ揺れたのだから驚いた。
収まってビックリしたなぁと呑気に話していたら。
午前中に運んで回った山の中から電話が掛かる。
背後に恐ろしい音が響き怯えていて鬼気迫る感じ!
山が唸っている、早く迎えに来てくれと泣かんばかり。
コチラとの温度の違いは凄く慌てて迎えに行った。
後に山仕事の爺さんに聞いて納得したのだが。
地震で揺れると斜面の小石が転がる。
石は小さな音を、コレが全山中で起こり鳴り続ける。
空気の振動と音圧は凄いモノなのだと聞いた。

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